下ごしらえ・調理法で放射性物質を除去…身近な食品をチェック
WEB新書から、米や野菜、肉、魚介類など身近な食品の除染の可能性と限界を探る徳丸威一郎著「台所に必携! 加工・調理法別 放射性物質の除去率」が発行された。
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財団法人原子力環境整備センター(現・独立行政法人原子力環境整備促進・資金管理センター)が「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」にて、ストロンチウム、セシウムの、下ごしらえ、調理の方法別の除去率を掲載している。
たとえば、「ストロンチウム」は、キュウリは食塩水1%30分浸漬で64%、皮取りで64%、レタスは0.25%酢酸溶液15分間浸漬で59%除去。「セシウム」は、キュウリは酢漬けで84%、ブロッコリーは水洗で91%除去などとなっている。
ところが、家庭で実践する際の手順がわかりにくい場合もあることから、本書では、「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」の編集の中心となった内田滋夫氏(現・放射線医学総合研究所研究基盤センター長)に、改めて手順を確認して紹介している。
《編集部》
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