【入試直前】受験テクニック4/6…問題文の読み込み
問題文を読んでいくとき、「このパターンやったことある」と思えるとラッキーですね。理系科目では、あとは計算ミスさえなければ合格ということになります。
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
論述系の問題の場合は、見たことのあるタイプの問題が出ても喜ぶのはまだまた早いです。設問をじっくり観察しないと、わかっていても0点なんてこともあります。たとえば、「主人公の気持ちになって答えなさい」「あなたの意見を答えなさい」「作者の主張を答えなさい」、本文は同じでも、それぞれ答えは異なってくるはずです。本文はじっくり読むのに、設問はサラッと読んでしまうくせのある人は、設問こそ時間をかけて読むように心がけてください。
入試の問題文はとにかく長い、過去問を学習した人なら感じているはずです。なぜ長くなるのか、それは、「教科書レベルを超える内容を出題するときは、解答のヒントを載せること」というルールが出題側にはあるからです。特に偏差値の高い学校の場合、受験生は当然教科書レベル以上の訓練を積んでいるはずです。したがって問題を読んだときに長くてうっとうしいと必ず感じます、このうっとうしいと感じる部分にヒントが入っていることが多いのです。
【浜田一志プロフィール】
偏差値38から東大理IIに現役合格。野球部に入部し、4年次は主将として東京六大学野球リーグで活躍。1994年に東京都内に文武両道を目指す「部活をやっている子専門の学習塾」としてAi西武学院を開業。
《浜田 一志》
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