養育環境による生活の質を国際比較「アジアの子どものQOL」1/30
お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、基礎問題プロジェクト第11回研究会として、シンポジウム「アジアの子どものQOL」を1月30日に開催する。
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同プログラムの国際格差領域と養育環境格差領域では、子どもの養育環境が子どもの生活の質(QOL)に及ぼす影響の国際比較研究(日本・中国・タイ・ベトナム)を共同して行ってきたという。この比較研究では、親の養育姿勢や親自身のQOLと子どものQOLの関連を国際比較しただけでなく、同一対象児を5歳と7歳の時点で縦断的に調査しており、子どものQOLを決定する要因について、横断研究では得られない知見が得られることが期待されるとしている。
今回のシンポジウムでは、この共同研究の集大成として、タイを除く3か国の共同研究者が3年間にわたる研究の成果を報告する。参加費は無料で事前申込み不要。
◆シンポジウム「アジアの子どものQOL」
日時:1月30日(月)15:00〜17:45
場所:お茶の水女子大学 本館213教室
使用言語:英語(日本語資料あり)
参加費:無料(申込不要)
【報告】
・榊原洋一氏(お茶の水女子大学教授)
「子どものQOLの国際比較とその意味」
Implication of International Comparison of QOL
・松本聡子氏(お茶の水女子大学特任リサーチフェロー)
「縦断データからみた日本の親子のQOL」
Parent and Child Quality of Life: A Longitudinal Study
・徐凌中氏(中国 山東大学教授)
「中国の子どものQOL」
QOL of Chinese Children
・Tuan Diep Tran氏(ベトナム ホーチミン医科薬科大学教授)
「ベトナムの子どものQOL」
QOL of Vietnamese Children
・安治陽子氏(お茶の水女子大学アソシエイトフェロー)
「QOLの国際比較」
International Comparison of QOL
《前田 有香》
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