【高校受験】H24埼玉公立高の志願状況…全日1.15倍
埼玉県教育委員会は2月21日、平成24年度の埼玉県公立高等学校入学者選抜入学志願者数についての集計をまとめ、ホームページに公表した。
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
埼玉県の公立高校入試は今年から制度が変更になり、前・後期に分かれていた募集が一本化された。入学願書の受け付けは2月20日と21日に行われ、同ページでは全体の概況や集計がまとめられている。
今年度の入学者選抜実施校は147校で、うち全日制課程が142校、定時制課程では25校で実施する。全日制全体の募集人員40,321人に対する志願者数は46,230人で、倍率は1.15倍となった。
全日制の学科別に見ると、普通科107校29,830人の募集に対する志願者は34,351人で、倍率は1.15倍。専門学科57校8,460人の募集に対する志願者は9,933人で、倍率は1.17倍。総合学科8校1,791人の募集に対する志願者が1,946人で、倍率は1.09倍となっている。
なお、専門学科の中では、理数科の1.93倍、看護科の1.60倍、映像芸術科の1.33倍などが倍率上位となっている。
全日制課程の学校・学科別の倍率では、大宮高校・理数科の2.83倍、松山高校・理数科の2.23倍、市立浦和高校・普通科の1.83倍、越ヶ谷高校・普通科の1.59倍などが上位となっている。
一方、倍率が1.00倍未満だったのは、普通科では28校(24普通科、7コース)、専門学科は18校23学科、総合学科では1校だった。
この後、2月22日と23日に1回目の志願変更の受け付け、27日に2回目の志願変更を受け付けた後、3月2日に学力検査、5日に面接や実技検査を実施し、9日に合格発表が行われる予定。
なお、それぞれの学校・学科の志願者数と倍率は、彩の国さいたま公立高校ナビゲーションにて情報公開されている。
《田崎 恭子》
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