2013年3月卒業予定者の就職活動状況、前年同月に比べ活動は積極的
ディスコは2月23日、2013年3月卒業予定の学生を対象に実施した、就職活動に関する調査結果を発表した。調査期間は2月1日~7日、インターネット調査で回答数は1,358。
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前年より1か月遅いスタートとなった就活だが、セミナー・会社説明会参加社数は35.1社と、前年の31社を超える結果だった。活動期間が1か月短いことを考慮すると、就活の積極性がうかがえるという。1月の調査結果と比較すると、セミナー・会社説明会参加社数が11.5社の増加、エントリー社数も1月1日現在に比べ15.4社の増加だという。
文・理系別の志望職種に関する調査では、「営業関連」「企画・マーケティング関連」「事務・管理関連」が文系学生のトップ3。前年に比べ、「営業関連」の希望者が4ポイント増えて40.5%となり、大幅に伸びた。理系では、「研究・開発・設計関連」がもっとも多く、「IT・ソフトウエア関連」「生産・製造・品質管理関連」が続いた。前年調査に比べ、「研究・開発・設計関連」は6.3ポイント低い28.5%という結果だった。
地元を離れて進学している学生が、地元で就職をする「Uターン就職」の希望状況は、31.7%にとどまり、2009年のピーク以降減少傾向にあるという。「出身時・地元には就職したくない」と答えた学生は35.8%に上り、2010年の22.9%に比べると大幅な増加。
Uターン就職希望者の割合を地域別で見ると、もっとも多かったのが中部出身者で37.0%。その一方、中国・四国出身者はもっとも低い20.4%だった。Uターン就職をしたくないと答えた回答者の割合が多かったのが北海道の45.0%と、半数近くの出身者が道外での就職を希望していることがわかった。
《湯浅大資》
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