トヨタら設立「海陽」1期生は東大13名合格
海陽中等教育学校は3月10日、同校の第1期生の卒業後の進路についてまとめた資料をホームページに公開した。同校は次代のリーダー養成を目的に、トヨタ自動車やJR東海、中部電力などが設立に参画した全寮制の男子校で、初めての卒業生の進路が注目を集めている。
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同校は、愛知県蒲郡市海陽町にある私立の中高一貫教育校。学校法人海陽学園が運営する全寮制の男子校で、設立にあたっては、トヨタ自動車やJR東海、中部電力などの中部地方の有力企業が参画し、日本を支える次代のリーダーを育成することを目的に2006年4月に開校。この春、開校後の初の卒業生が大学受験を迎え、その進路動向が注目を集めている。
同校が発表した、3月10日14時現在の1期生(101名)の進路(合格)状況の速報によれば、米国のSwarthmore Collegeなど海外の大学が3名、東大・京大・一橋・東工大が合わせて21名、早稲田大学と慶應義塾大学が51名などとなっている。また医・歯学部については、国公立大4名、防衛医大5名、私立大8名の合計17名の合格者を輩出している。
同校では、3月末頃に次回の報告を行う予定。
《田崎 恭子》
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