【e絵本】甘い物語をオノマトペで「世界名犬劇場 シンデレラ」
春色のソワソワでいっぱいの日には、少し甘い絵本アプリを選んでみるのもお勧め。日本出版販売から配信中のiPhone/iPad対応アプリ「世界名犬劇場 シンデレラ」。絵/KANON、文/福田フクスケ、350円。
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そんな春色のソワソワでいっぱいの日には、少し甘い絵本アプリを選んでみるのもお勧め。日本出版販売から配信中のiPhone/iPad対応アプリ「世界名犬劇場 シンデレラ」。絵/KANON、文/福田フクスケ、350円。
言わずと知れたペロー童話「シンデレラ」を、愛らしい犬たちのキャラクターでキャッチーに表現したこの作品。「わんこの国」の犬たちのお話として読んでみると、原作独特の人間臭さ、生々しさが遠くなり、作品世界がいつもと違って見えるから不思議だ。そしてお決まりのハッピーエンドは、ふんわりと軽い甘さを増している。小学生の女子には、特に人気が高そうだ。
さて、こちらの作品では、文章にオノマトペ、つまり擬音語・擬態語がふんだんに使われているのも大きな特徴。
絵本や絵本アプリの文章では、これらの言葉を大人の読み物より多用するのが一般的ではある。しかし、「世界名犬劇場 シンデレラ」では、読み手の子どもたちがオノマトペを身につけることに焦点をあてて作られているので、他の作品よりも高い頻度で登場する。アプリ巻末には作中のオノマトペ一覧もついている。
豊かなオノマトペの表現で、シンデレラの甘い世界に酔いしれてみては?
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