国際教育改革サミット、革新的な教育プロジェクトを募集
カタールの国際教育改革サミット(WISE:World Innovation Summit for Education)は4月9日、2012年度の「WISEアワード」の応募受け付けを開始した。
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WISEは革新的アプローチを通じて教育の未来を拓くことを目的に、2009年にカタール財団より発足した国際会議。21世紀の教育が直面する課題について、グローバルな議論を通して解決策を実践していくことを使命としており、年に1度、教育界のオピニオンリーダーや専門家が一堂に会する国際サミットを開催している。
「WISEアワード」は、教育分野における先駆的なプロジェクトを選出・表彰し、その業績やプロジェクトの内容を広く世界に紹介するもの。2009年の創設以来、これまで116カ国、1,300以上の応募があり、18のプロジェクトが受賞したという。
今年で4回目となるアワードでは、教育や社会に変革をもたらしている革新的な教育プロジェクトを世界中のあらゆる教育機関、教育関係者から募集し、審査委員会による審査を通じて24の候補を決定。さらに教育分野の世界的な権威による選考を経て、最終的に6つの優秀プロジェクトを決定し、11月13日から15日にかけてカタール・ドーハで開催予定の国際サミットで表彰を行うという。受賞プロジェクトには賞金2万米ドルが授与される。
応募期間は5月31日まで。応募に関する詳細はWISEのホームページ(英語)で案内している。
《田崎 恭子》
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