【EDIX】ネット対戦型算数特訓でやる気向上…湘南ゼミナール
神奈川県横浜市、川崎市で塾を展開する湘南ゼミナールは、「教育ITソリューションEXPO(EDIX)」にネットワーク活用型教育プラットフォーム「FLENS(フレンズ)」を出展していた。
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FLENS算数特訓は、児童・生徒が1人1台のタブレットPCで計算問題に取り組むデジタル教材で、タブレット上でスタイラスペンを用いて筆算を行い、解答を書き込むと即時に採点されるというもの。複数の校舎間をインターネット接続し、ゲーム感覚でリアルタイム対戦をすることが可能で、単調になりがちな反復学習を飽きさせず、子ども達のやる気を向上する効果があるという。
湘南ゼミナールでは、従来の紙のドリル学習に置き換えるかたちで、今月から小学6年生全員と、5年生の希望者に同サービスを提供し、同塾の全83教室約2,000人での競い合いを実施している。FLENSでは書く動作を重視しており、集団で行うことで子ども達のやる気が向上するため、教室という「場が大切」なのだと説明していた。
ブースで行われたデモでは、すばやいペンの動きに反応して数字が書き込まれるようすや、解答記入後、瞬時に「正解」の文字が表示されるようすが紹介された。
同塾が児童に実施したアンケートでは、81.1%が「面白い」、79%が「計算力が上がりそう」、74%が「友達のようすが見えることは魅力的」と回答した。
湘南ゼミナールでは、今後は中学生にも対象を広げ、算数・数学にとどまらず英語、理科、社会などでの活用も計画しているという。
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