内閣府、食育促進のための「食育ガイド」を公開
内閣府は5月31日、共生社会政策の食育促進のページに食育促進のための資料「食育ガイド」を公開した。資料は、小学校高学年以上の人が使えるように、わかりやすい表現で、周囲の異世代の人とも共有できる内容になっている。
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食育は、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことができるようにするための重要なテーマであるとし、内閣府では食育の推進を図るための基本的施策に関する企画・立案などの基本計画を定め、関係省庁が連携をとりながらさまざまな施策を実施している。
食育ガイドは、乳幼児から高齢者に至るまで、ライフステージのつながりを大切にし、それぞれの世代に応じた具体的な取組ができるようなガイドとなっており、小学校高学年以上の人が使えるように、わかりやすい表現で、周囲の異世代の人とも共有できる内容になっている。
もくじ「食べること」は「生きること」に続き、自分の身長と体重を書き入れて成長のようすを見るグラフや自分の適性体重を算出する計算式が掲載されている。また、具体的に食べたものや起床時間・就寝時間を記入し、食事の栄養バランスに注意することを促しているほか、妊婦さんや乳幼児がいる家庭、小・中学生、思春期などそれぞれの時期の食事についても、気をつけることをわかりやすく説明している。
このほか、食品表示の見方や家庭でできる食中毒予防、災害時への備えについてアドバイスをしているほか、食育ダイアリーには、毎日の食事を記入してセルフチェックすることができる。食育ガイドはPDFでダウンロードすることが可能となっている。
《前田 有香》
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