学習アプリの使用者、半数以上が「効果がある」と実感
インターネットを利用した市場調査を行うマクロミルと、モバイル広告ネットワーク「InMobi(インモビ)」を展開するインモビ ジャパンは6月21日、両社が共同で行った「学習におけるスマートフォンアプリ利用調査」の結果を公開した。
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
同調査は、インモビがもつモバイル広告ネットワークを利用し、5月15日〜6月7日に実施。国内のスマートフォンユーザー318人(10代〜69歳男性118サンプル、女性200サンプル)から有効回答を得た。
スマホユーザーに、現在、学習アプリ(英会話・英単語学習、その他語学学習、漢字学習、資格取得等)を入れているかを聞いた質問では、51%がいずれかの学習アプリを入れていると回答。もっとも多いのは「英会話・英単語学習アプリ」(52%)で、「雑学系学習アプリ」(38%)、「漢字学習アプリ」(26%)と続いた。
学習アプリを入れていると答えた人に、その魅力を聞いた質問では、「空き時間を有効活用できる」(69%)、「移動中に学習できる」(58%)、「ゲーム感覚で学習できる」(52%)という結果になり、通勤・通学の移動中や空き時間を使って、気軽かつ効率的に学習する「スマホ型スタイル」が支持されていることがうかがえる。特に女性は「ゲーム感覚で学習できる」(65%)、「お金をかけずに学習できる」(61%)と、男性のそれぞれ33%を大きく上回っている。
学習アプリの使用者に、どのくらい効果があると感じているかの質問では、「効果がある」と答えた人の割合は55%だった。効果があると感じている理由としては、学生では「空いた時間に少しずつ進められて、より多く目に触れることができるので、それだけでも効果的だと感じる(20代女性・学生)」、「気になったらすぐに簡単に調べられ、また、調べたい時に調べられるので、頭に入りやすく覚えやすい(20代女性・学生)」などの意見をあげている。
また、学習アプリを使用している人に、今後使ってみたい(使い続けたい)と思う学習アプリを尋ねた質問では、1位は「資格取得の学習アプリ」(50%)、続いて「英会話・英単語の学習アプリ」(47%)、「雑学系学習アプリ」37%となっている。
特に「資格取得の学習アプリ」は、現在使っている人は18.7%にとどまっているものの、今後使用してみたいという人は49.7%に上っている。
《前田 有香》
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