酸性雨、全国的には改善も大都市圏では高目
調査結果によると、昨年と比べて酸性度が改善したのは、47都道府県中、32都道府県となり、全国的に酸性度が改善している傾向にあることがわかった。全国平均は、昨年がpH5.74だったのに対し、今年はpH5.79と、酸性度が低下している。
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今年で8年目を迎える「酸性雨調査」には、全国5,000人が参加し、雨が降り始めたタイミングに、事前に配布したpH試験紙を使って、雨の酸性度を計3回調査した。
調査結果によると、昨年と比べて酸性度が改善したのは、47都道府県中、32都道府県となり、全国的に酸性度が改善している傾向にあることがわかった。全国平均は、昨年がpH5.74だったのに対し、今年はpH5.79と、酸性度が低下している。
酸性度の高い都道府県ランキングでは、東京都や愛知県、大阪府など大都市圏が、引き続き上位にランクイン。特に、埼玉県や神奈川県など関東の大都市圏で比較的高いところが多く、昨年よりも酸性度が高い結果が出ている。また、愛知県は昨年に続き全国で2番目の高さとなっている。
調査結果は、スマートフォン向けアプリケーション「ウェザーニュースタッチ」とウェザーニューズの携帯サイト「ウェザーニュース」で確認することができる。
《纐纈 敏也》
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