東京消防庁、文化祭でのカセットコンロの取扱いに注意喚起
東京消防庁は、昨年の高校の文化祭で、カセットコンロの不適切な取扱いによりカセットボンベが破裂し受傷者が発生したことを受け、文化祭や学園祭が多く行われるこの時期に同種事故の再発防止を呼びかけている。
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
昨年の事故は、校庭中庭でカセットコンロを使用して調理をしていた途中に、カセットコンロの火が消えたため、男子生徒(17)がカセットボンベを取り外したところ、手元で破裂し左手を受傷したという。
原因は、カセットコンロの誤った使用方法だった。収納箱から取り出したままの状態で受け皿(五徳)が反対(裏)に設定され、その上にフライパンを置き使用していた。
事故を防止するため、学校行事で火気器具を生徒に使用させる際には、教職員の管理下で製品に記載されている正しい使用ができているかを確認して欲しいという。
日本ガス石油機器工業会では、カセットコンロの使用について、「2台以上並べて使用しない」「表示通り正しくセットする」「コンロをおおうような大きな調理器具は使用しない」など全14項目の注意事項を示している。
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