星に名前を、NASAが世界の学生を対象に命名コンテストを実施
アメリカ航空宇宙局(NASA)は9月4日、2016年に打ち上げが予定されている宇宙探査機OSIRIS-REx(オシリス・レックス)が持ち帰る小惑星のサンプルに名前をつけるための学生コンテストを実施すると発表。
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オシリス・レックスは、NASAとアリゾナ大学が共同開発している宇宙探査機。小惑星の表面サンプルを地球に持ち帰ることを目的としており、2016年9月の打ち上げ後、2023年に地球に帰還する予定だという。
今回のコンテストは、オシリス・レックスが地球に持ち帰るサンプルに名前をつけるためのコンテスト。全世界の18歳未満の学生が対象となっており、1人につき1つ名前を提出することができる。期限は2012年12月2日、名前は16文字以内に収める必要がある。
地球に持ち帰るサンプルは、現在「1999 RQ36」と仮名がつけられているが、アリゾナ大学のダンテ・ラウレッタ博士は「1999 RQ36より呼びやすい名前を期待している」とコメント。サンプルは、今後の世代が宇宙を研究する題材になると話すオシリス・レックスのプロジェクト科学者ジェイソン・ドウォーキン氏は、名前をつけた本人が近い未来に研究することになるかもしれないと期待する。
コンテストの参加は、Webサイト上の申込書にて受け付けている。また、申込書は、学生本人ではなく保護者または先生が記入し、提出するよう呼びかけている。
《湯浅大資》
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