企倫理憲章改定の就活への影響「どちらとも言えない」約半数
エン・ジャパンは9月7日、2013年度新卒採用について8月度の就職・採用活動のアンケート結果を発表した。企倫理憲章改定が就職活動に与えた影響について、46.2%の学生が「どちらとも言えない」と回答し、「よい影響を与えた」という回答は、わずか12.7%だった。
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同調査は、en学生の就職情報2013に登録するモニター学生に2012年8月3日~8月16日にWeb投票によるアンケートを実施したところ、291件の回答を得た。
就職活動の早期化ゆえの長期化の是正を図るため、経団連は、2011年3月15日に倫理憲章の大幅な改定を行った。改定後初めてとなった2013年度入社対象の採用選考活動は、多くの企業が倫理憲章を遵守したことで、就職活動開始が例年より約2か月遅れている。
企倫理憲章改定が就職活動に与えた影響について、46.2%の学生が「どちらとも言えない」と回答。「良い影響があったと思う」と「どちらかと言えば良い影響があったと思う」を合わせて12.7%で、「12月からだったので、大学の講義と就活が重なる事が少なく、時間をうまく調節出来た」といった意見があった。一方、「悪い影響があったと思う」「どちらかといえば悪い影響があったと思う」は41.2%で、「企業研究の時間が足りず、有名企業にしか目がいかなくなった」などの意見があった。
また、内定者研修を「実施する(実施する予定)」と回答した企業は、全体で65.5%となり、規模別での実施率に大きな差はなかった。研修内容としては、「集合研修」「eラーニング」「現場体験」などが挙げられた。
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