サイバー犯罪、ウイルスや児童買春・ポルノが大幅増…警察庁
警察庁は9月20日、「平成24年上半期のサイバー犯罪の検挙状況等について」を発表した。これによると、平成24年上半期の「サイバー犯罪」の検挙件数は3,268件で、前年同期比で755件、30.0%の増加となった。
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不正アクセス禁止法違反は243件で、同144件、145.5%と倍増した。コンピュータまたは電磁的記録を対象とした犯罪は95件で、同42件、79.2%と大幅に増加した。また、平成22年上半期に都道府県警察の相談窓口で受理したサイバー犯罪等に関する相談件数は39,150件で、同1,493件、13.4%の減少となった。ただし、「迷惑メール」に関する相談は6,569件で同909件、16.1%の増加となり、さらに「コンピュータ・ウイルス」に関する相談は285件で、129件、82.7%と大幅に増加している。同庁では今後の対策として、「改正不正アクセス禁止法の的確な運用」「不正指令電磁的記録犯罪(ウイルス罪)への的確な対処」「違法情報等の取締りの強化」「被害防止対策の推進」「サイバー犯罪に関する相談窓口の充実強化」を挙げている。
平成24年上半期のサイバー犯罪、ウイルスや児童買春・ポルノが大幅に増加(警察庁)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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