「海外経験が就職に有利」84%…海外就業・留学経験者が回答
海外就業および留学経験者の84%が「海外経験が日本での就職に有利に働いている」と回答したことが、人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンが9月25日に発表した調査結果より明らかになった。
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同調査は、海外就業および留学経験者を対象に帰国後の就職活動に関してアンケートを行ったもの。回答者の海外滞在期間は、「1~2年」35%、「3~5年」23%。
回答者の68%は、海外留学や海外就業経験はそれらの経験が無い求職者に比べ、グローバル企業のさまざまなビジネス・スタイルや仕事の進め方をより良く理解し、異なる文化的背景を持つ人々と働くことができる「グローバルなマインド」を持っているという点で優位性が高いと述べている。
また、58%は外国語能力を優位な点として挙げ、25%は海外経験が昇進を早めたと回答している。
同社代表取締役のクリスティーン・ライトは、「企業側の視点から特に外資系企業にとってグローバルなマインドの人材はとても魅力的であり、海外就業や留学経験者は有利であると言えます。日系企業においても、このようなソフト・スキルを身につけた人材の積極的活用がビジネス発展に貢献すると思われます。」と述べている。
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