IT業界の女性比率、3割未満が9割以上

JNSA教育部会 IT・セキュリティキャリア女性活動推進WGは、働く女性の立場、女性の働きやすさについてのアンケート結果を発表した。

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NPO 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)教育部会 IT・セキュリティキャリア女性活動推進WGは10月11日、働く女性の立場、女性の働きやすさについてのアンケート結果を発表した。これは、IT業界の女性比率が低いと言われていることからIT業界は女性が働きにくい業界なのかといったことの検証や、問題意識の整理を目的に実施したもの。調査は6月8日から6月30日にかけて実施、総回答数は231であった。

調査結果によると、女性比率は30%未満が90%以上とIT業界の女性比率が低いことが再認識された。女性が働きやすい仕事場かどうかの問いには70%が「そう思う」「まあそう思う」と答えており、多くの回答者が現状の仕事場環境に満足していることがわかった。また、産休や育児休暇についても高い割合で制度を活用していた。一方で、仕事場が女性の活性化に注力しているかという設問では、68%が「そう思わない」「あまりそう思わない」と答えている。さらに、70%が「今の勤め先に長く働き続ける」と答えた反面、51%が「違う業界に転職したい」と答えている。

IT業界で働く女性、7割が「働きやすい」も5割は「違う業界に転職したい」(JNSA)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》

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