世界男女格差年次報告書、日本は101位…北欧が上位占める
世界経済フォーラムは10月24日、グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート(世界男女格差年次報告書)を発表した。日本は調査対象国135か国中101位であることが明らかになった。
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同レポートは、「健康医療の機会」「教育機会」「政治参加」「経済的平等」の主要な4分野において、男女格差縮小への取組みをもとに国の順位付けを行っている。調査結果によると、アイスランド、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの北欧諸国が上位を占めた。全般的に男女格差は80%以上縮小したという。
世界経済大国4か国であるアメリカ、中国、日本、ドイツを含む、調査対象135か国の3分の1で、長期にわたる女性の経済的地位の向上が反映されている。
地域別にみると、アジアでもっとも上位はフィリピン(8位)で、主に健康、教育、経済参加での成功が要因としている。中国は、女性の労働参加が74%と高いため64位。日本(101位)と韓国(108位)は、OECD諸国の中でも非常に低い順位である。
なお、2006年から日本の順位は低迷しており、2006年(80位)、2007年(91位)、2008年(98位)、2009年(101位)、2010年(94位)、2011年(98位)となっている。
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