神奈川県、2012年度公立中学卒業予定者の45%が学区外の高校を希望
神奈川県は11月27日、「2012年度公立中学校卒業予定者の進路希望調査」の調査結果を公表した。卒業予定者全体の96.2%が進学を希望。旧学区を越えて、高等学校への進学を希望する生徒の割合は45.1%となり、学区が撤廃された2004年度以来、8年連続して上昇している。
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同調査は、神奈川県内の公立中学校414校(分校2校を含む)の3年生(68,929人)を対象に行われ、高等学校本科および別科、中等教育学校後期課程、高等専門学校、専修学校などの進学希望者数や就職希望者数を調査している。調査期日は2012年10月20日。
県内の公立中学校を卒業する予定者総数68,929人のうち、現時点での高等学校などへの進学を希望する卒業予定者は66,281人。全体の96.2%を占めており、前年度より0.1ポイントの上昇となった。前年度より高等学校(全日制)への進学率が0.2ポイント低下している一方で、高等学校(通信制)への進学希望率が0.4ポイント増加している。高等学校(通信制)への進学希望率は、2003年度以降ではもっとも高い1.6%となった。
そのほか、県内の公立高等学校(全日制)への進学を希望する生徒の割合が80.7%となった一方で、県内の私立高等学校(全日制)や県外の私立高等学校(全日制)への進学を希望する生徒の割合は前年度より増加している。
また、旧学区を越えて、高等学校(全日制・普通科)への進学を希望する生徒の割合は45.1%(前年度比1.8ポイント増)となり、学区が撤廃された2005年度入学者を対象とした2004年度調査以来、8年連続して上昇している。
《黄金崎綾乃》
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