2013年のトレンド予測…進学は「寮内留学」、就職は「試職」
リクルートホールディングスは1月10日、2013年トレンド予測を発表した。住宅領域・学び領域など7つの項目で2013年のトレンドを表すキーワードは、進学領域では「寮内留学」、就職領域では「試職(シショク)」がキーワードとなるという。
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進学領域では「寮内留学」が2013年のキーワード。留学生と日本人学生が共同生活することで、交流や異文化理解の場となるなど、学生寮の教育的機能としての価値が見直されているようだ。留学しなくても、日常生活のリアルの場でグローバル社会に適応できる国際感覚を醸成。「寮内留学」を経て、本格的な留学へのステップアップも期待できる。国際系の専門学校だけでなく、総合大学や理工系大学、女子大での設置の動きが広がっているという。
就職領域のキーワード「試職(シショク)」とは、試着、試聴などのように「決断前に試す行為」が、就職・採用活動に応用され始めていることから。企業の採用広報活動開始が12月1日からという新ルールになって2年目の新卒就職・採用活動における新たな兆しだ。圧縮スケジュール下でも最適な就職・採用をしたいと願う学生と企業が、仕事体験のプロセスを通じて相互理解を深め、納得できる選択に努めているという。学生、企業双方にとって「早期離職」は大きな損失であり、2013年はその回避を願った「試職」が加速すると予測している。
このほか、カフェ・ギャラリーなどで自宅の一部を開放する「家を開く(住宅領域)」、複数の立場や人によって行われる協力・連携・共同作業の「コラボワーク(アルバイト・パート領域)」、親娘でサロンに行く光景が増えてきていることから「ままも族(美容領域)」などがキーワードになると予測されている。
《黄金崎綾乃》
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