大学の半数以上がソーシャルメディア利用…「Facebook」がトップ
大学通信は1月18日、ソーシャルネットワークの大学での利用状況について調査結果を発表した。半数を超える大学でFacebookなどのメディアを活用しており、半数以上がソーシャルメディアを活用して情報発信していることがわかった。
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同調査は、2012年開催の「大学広報セミナー」に参加した大学の広報担当者を対象に実施された。有効回答数は130件。
ソーシャルメディアの活用について、もっとも多かったのが「活用しているが積極的ではない」で33.1%。「積極的に活用している」とあわせると、半数以上が活用していることになる。一昨年に実施された同様のアンケートより「活用している」割合は増加している。また、学内的に公式アカウントの開設が認められず、やむなく「非公式」アカウントとして実験的に情報発信を行っている大学も少なくないという。
使用している具体的なメディアツールは「Facebook(83.8%)」「Twitter(67.6%)」「YouTube(43.2%)」「その他(4.1%)」という結果。発信している情報に、学生の活動や学内の行事、キャンパスの風景といったものが多いことから、文字数制限がなく写真の添付などに適したFacebookが選ばれているようだ。
また、公式ホームページでは紹介しきれない情報の発信や、発信する情報によって使用するメディアツールを使い分けるなど、各大学で工夫している。また、卒業生をターゲットに懐かしんでもらえる写真をアップしているなど、広報ツール以外の使い方をしている大学もあり、公式ホームページとの差別化を図っている。
《黄金崎綾乃》
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