定期テストから受験対策まできめ細かく指導…ITTO個別指導学院

　イード・アワード2012　塾の「中学部」個別指導部門で「面倒見のよい塾」「教材の質」の各部門賞を受賞したITTO個別指導学院　学習塾企画部の横戸重子部長に、受賞の感想や指導の特長について聞いた。

教育・受験学校・塾・予備校

2013.1.24 Thu 9:15

　創業以来18年間、個別指導一筋のITTO個別指導学院は、全国に910校の教室をもち、小中高生を指導している。顧客満足度で評価する「イード・アワード2012　塾」の「中学部」個別指導で、「面倒見のよい塾」「教材の質」の各部門賞を受賞したITTO個別指導学院を担当する、自分未来アソシエ学習塾企画部の横戸重子部長に、受賞の感想や指導の特長について聞いた。また、取締役副社長の小野誉之氏のコメントも紹介する。

--ご受賞おめでとうございます。昨年に引き続き2度目の受賞となりますが、社内ではどのように受け止めておられますか。

横戸氏：塾として大事なポイントである「面倒見の良さ」と「教材の質」で受賞できたことは喜ばしいことです。今後より一層、よいサービスが提供できるよう努力していきたいです。

--昨年の受賞後、何か反響はありましたか。

横戸氏：折り込みチラシや教室内のポスターの、受賞メダルをご覧になった方からのお問合せもありました。しかしそれ以上に、講師たちのモチベーションアップになったことは大きいと感じています。

--ITTO個別指導学院の指導の特長を教えてください。

横戸氏：個別指導というスタイルです。講師1人につき、生徒1人から、多くても3人までで、好きなコースを選択していただけます。生徒の目標や現状の成績、得意・苦手科目は、一人ひとり異なります。ITTOでは、生徒さんと保護者と教室長との個人面談のあと、オーダーメイドカリキュラムを提案して、一人ひとりに合った指導を行うことが最大の特長です。

　ご家庭とのコミュニケーションを図るために、お子さんの学習の進捗状況や、授業でのようす、宿題などは授業日報に記録し、「生徒ファイル」に保存しています。保護者のコメント欄もありますが、熱心な親御さんはビッシリとお子さんのようすを書いてくださいますね。

--それが面倒見の良さという評価につながったのでしょうね。教材についてはいかがでしょうか。

横戸氏：受験対策はもちろんですが、高校受験には定期テストの結果や内申点が大きく影響しますので、学校での成績向上も重視しています。

　オリジナル教材としては、「THEカコモン」があります。定期テストの過去問を集め、よく問われる問題や出題傾向を分析し、作成したもので、確実に成績アップを目指します。

--今回の部門賞で、講師の質は僅差で2位、進学指導面でも高い評価でした。受験対策についてもお聞かせください。

横戸氏：志望校別・学力判定模試、高校受験対策講座を実施しています。受験対策講座では、疑問点の確認や演習をしっかり行い、志望校合格を目指します。また、各高校からデータを集め、入試のシステム、高校別内申点、偏差値ボーダーなどの情報を満載した、高校入試ガイド「ZEST」を発行しています。

--ご計画中の新サービスや準備されているプランはありますか？

小野副社長：現在全国に910の教室がありますが、1,000校を目指して拡大していく予定です。また、既存の教室もリニューアルを進めています。

　従来の塾は、机と椅子さえあればいいという教室が多かったと思いますが、ITTOでは、塾に来るのが楽しくなるような、きれいで快適な教室づくりを目指しています。机と椅子も既成の家具ではなく、勉強しやすいように設計したオリジナル家具を使用しています。

　その他、アジア進出も検討しております。駐在日本人のお子さんも対象にしますが、現地で講師を育成し、現地の子どもたちを対象とした教室になります。

　高まるグローバル化の波を受けて、保護者の方々も、必ずしも日本国内での進学にこだわらないお子さんや保護者が少しずつ増えているように感じます。海外への展開は今後も拡大していくと考えています。

--ありがとうございました。

　リセマムは、2012年10月31日〜11月13日、小学生、中学生、高校生および大学受験生のお子さんを持つ保護者を対象に、塾・予備校の顧客満足度調査を実施し、「イード・アワード2012 塾」として12月に発表。ITTO個別指導学院は、「中学部」個別指導部門で「面倒見のよい塾」「教材の質」の各部門賞を受賞した。

◆イード・アワード2012 塾
　>>>　http://resemom.jp/feature/juku-award2012/

石井栄子

子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行うフリーライター兼編集者。趣味は登山とヒップホップダンス、英語の勉強。「いつか英語がペラペラに！」を夢に、オンライン英会話で細々と勉強を続けている。最近編集を手掛けた本：『10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」』（平本督太郎著　メイツ出版）、『10代から知っておきたいメンタルケアしんどい時の自分の守り方』（増田史著　ナツメ社）『13歳からの著作権正しく使う・作る・発信するための「権利」とのつきあい方がわかる本』（久保田裕監修　メイツ出版）ほか多数

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