大学ブランド偏差値ランキング、首都圏トップ30発表

 日経BPコンサルティングは11月9日、「大学ブランド・イメージ調査 2011-2012」の首都圏編の結果を発表した。

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 日経BPコンサルティングは11月9日、「大学ブランド・イメージ調査 2011-2012」の首都圏編の結果を発表した。

 同調査は今年8月、ビジネス・パーソンや、中学生以上の子どもを持つ父母、教育関連従事者を対象に、大学の「認知度/認知経路」「採用意向度」「入学推薦度」や「子供の進学に対する意識」など、大学や学生に関するぶブランド・イメージを49項目にわたり調査したもの(インターネット調査)。調査は、「首都圏」「近畿」のほか、「北関東・甲信越」「北陸・東海」「中国・四国」「九州・沖縄・山口」の6地域403大学を対象に行われ、それぞれの調査結果をまとめた報告書が同日発行された。

 同社では首都圏編の結果の一部を公開しており、それによると大学ブランドの総合力を示す「大学ブランド偏差値」では、東京大学が92.9ポイントを獲得しトップとなった。東京大学は、ブランド・イメージ49項目の内、17項目で1位となったという。

 総合第2位は、慶應義塾大学で85.0ポイント。第3位には早稲田大学(82.0ポイント)がランクイン。以下、一橋大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、東京工業大学、東京外国語大学の順に続き、30位までが公開されている。

 また大学の教職員など教育関連従事者による評価をまとめ、34項目のブランド・イメージ調査でトップとなった大学についても公表されている。それによると「教育機関としてのビジョンがある」では慶応義塾大学、「広報活動に力を入れている」では早稲田大学、「学部・学科が充実している」では日本大学がトップとなっている。

 なお、首都圏編の調査は8月3日〜21日に実施され、9,631件の有効回答を得た。また調査データをまとめた分析用データCD-ROM等は、「首都圏」「近畿」「北関東・甲信越」「北陸・東海」「中国・四国」「九州・沖縄・山口」の各編199,500円で販売されている。

《田崎 恭子》

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