摂南大学、採点ミスで7人を追加合格に…経済的損失を補てん

 摂南大学は2月7日、2012年11月3日・4日に行われた推薦入試において採点にミスがあったことを公表し、7名を追加合格とすることを発表した。

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 摂南大学は2月7日、2012年11月3日・4日に行われた推薦入試において採点にミスがあったことを公表し、7名を追加合格とすることを発表した。採点ミスがあったのは適性検査の「英語の素養」で法学部・外国語学部・経済学部・経営学部、理工学部住環境デザイン学科の必修科目だ。

 ミスがあった設問は、4つの選択肢から正解を1つ選ばせるもので正解を「B」としていたが、合否発表後「A」が正解であることが判明した。これにより、「不正解」の解答を「正解」として採点していたことも明らかになっている。また、このミスは、外部機関からの指摘により判明し、指摘通りであることを確認したという。

 この設問について再度判定を行い「A」と回答した222人を正解とし、再度合否判定(得点調整を含む)を行った結果、当初の合否判定で不合格となっていた外国語学部1人(1人)、経済学部1人(2人)、経営学部経営学科3人(3人)、同経営情報学科2人(5人)の計7人(11人)を追加合格とした。※()内は、延ベ人数を示す。

 追加合格者のうち、入学希望者には、合格発表日以降に受験した他大学、専門学校、予備校の受験料など、経済的損失に対する補償をするとしている。

《田邊良恵》

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