子どもへの玩具購入は年3回程度、人気キャラはアンパンマン
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンは2月14日、1歳から4歳の長子を持つ母親を対象に行った「子どもに対する玩具の購入状況」に関するアンケート調査の結果を発表した。誕生日やクリスマスを中心に年3回程度玩具を購入する家庭が多いという。
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
同調査は、日本在住の20歳から39歳の女性のうち、年齢が1歳から4歳の長子を持つ母親1,000人にインターネットでアンケートを実施した。調査項目は、ライフスタイル、子育てに関する考え方、玩具の購買行動、玩具メーカー・キャラクターの認知度、玩具周辺商品の利用状況、など。調査期間は、2012年11月30日~2012年12月6日。なお、本調査の「玩具」は、テレビゲーム機を除く。
調査の結果、子どもの性別に限らず、両親が子どもに玩具を買い与える頻度は年2回がもっとも多く、全体の3分の1強を占めた。一方で、3回以上買い与える家庭も半数程度存在し、平均すると年3回程度の購入機会があるという結果となった。また、祖父母や親戚からのプレゼントの頻度についても、両親からの場合と同様の傾向が示された。
玩具を購入するシチュエーションとしては、「誕生日」「クリスマス」が8割以上を占め、次いで「何かを達成した時」「子どもの日」などが続いた。特に保育園、幼稚園へ通園率が半数を超える3~4歳になると「何かを達成した時」の購入機会が増加する。また、購入予算や購入時の重視点などでも、子どもの年齢によって傾向に違いがみられた。
直近の玩具購入経験について調査したところ、玩具の購入場所としては、4割前後の親が「おもちゃ専門店で購入」、2割強が「インターネットサイトで購入」と回答した。購入場所の選択理由としては、おもちゃ専門店は「品揃え」がもっとも多く、インターネットサイトは「価格の安さ」がもっとも多かった。家電量販店では「価格の安さ」の他に「ポイントカード」も重要な選択理由となった。
玩具のメーカーやキャラクター・シリーズの認知度、所有状況などを調査したところ、特に「アンパンマン」は玩具所有率が男児・女児ともに8割を超え、広く浸透していることが示された。次いで、男児では「トミカ」「プラレール」などの乗り物系玩具の所有率が高く、女児では「ディズニーキャラクター」や「ハローキティ」のキャラクター系玩具が続いた。しかし、今後の購入したいキャラクター・シリーズでは、男児・女児ともに「レゴ」の回答率が高く、現在所有している玩具との違いがみられた。
また、約4割の親が、スマートフォン・タブレット端末を子どもの遊び道具として使わせていると回答した。遊び方としては、「無料のアプリ・ゲーム」が7割以上を占め、「単に触ったり、持ったりするだけ」が2割強となった。近年急速に普及しているスマートフォン・タブレット端末であるが、これらも遊び道具として活用している様子がうかがえる。
《楠原 恵子》
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