日立ソリューションズ、都内小学生向けに出張授業…テーマはITと生活の関わり

 日立ソリューションズは、教育CSR専門のコンサルティング会社キャリアリンクの協力を得て、小学生のICTリテラシー育成を目指す社会科教育プログラムを開発、2月4日に杉並区立和田小学校、2月7日に江東区立第二亀戸小学校で出張授業を行った。

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日立ソリューションズ・小学生向け出張授業の様子
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 日立ソリューションズは、教育CSR専門のコンサルティング会社キャリアリンクの協力を得て、小学生のICTリテラシー育成を目指す社会科教育プログラムを開発、2月4日に杉並区立和田小学校、2月7日に江東区立第二亀戸小学校で出張授業を行った。

 日立ソリューションズは、教育分野のCSRの一環として、2011年度から小学校向けの出張授業を実施。今年度は、従来の教材を改定し、「未来へつながる情報技術」をテーマに、ITと生活のかかわりを考える社会科プログラムを開発した。同プログラムは、小学5年生の社会科学習単元「情報化した社会とわたしたちの生活」と連動した授業として位置付けられ、小学校教諭による事前授業と、日立ソリューションズ社員が講師を務める出張授業との2部構成となっている。

 同プログラムは、社会基盤を支えるITへの児童の興味を喚起し、将来にわたって発揮できるICTリテラシーの育成を目的としており、社会科、IT教育およびキャリア教育の要素を盛り込んだ内容となっている。有志の社員が講師を務める出張授業では、日立ソリューションズの電子黒板「スターボード」にタブレット端末を連携させ、講師が電子黒板に問題を表示・出題。児童がタブレット端末から回答し、その回答を電子黒板上で共有するという、双方向で学び合う授業を実現した。

 日立ソリューションズは、これらの授業を通じて、より豊かな生活にITをどう活用できるかを児童の視点で考えることで、ITへの興味をもってもらうことを目指す。同社では、健全なIT社会の構築に不可欠な次世代のIT人財の育成につながる初等教育の一助として、今後も、社会の要請や期待に応えたプログラム構成やコンテンツ開発を行い、出張授業を提供していくとしている。

《水野こずえ》

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