厚労省、子どもの医療費援助実施状況…東京・群馬・鳥取は15歳まで
厚生労働省は3月22日、各都道府県における子どもの医療費援助実施状況を発表した。47すべての都道府県で子どもの医療費援助を実施している。中でも群馬県は対象年齢が15歳年度末までで、所得制限も一部負担もなく、もっとも手厚い援助を行っていることが明らかになった。
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厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課は、2012年4月1日現在の子どもの医療費に対する援助の実施状況を調査した。47すべての都道府県で子どもの医療費援助を実施している。
子どもの医療費援助実施状況について、対象年齢は、通院・入院ともに就学前とする都道府県が多く、47都道府県中、通院が30、入院が27となっている。東京都や群馬県、鳥取県はもっとも長く、通院・入院ともに15歳年度末まで援助する。
また、所得制限は「なし」15、「あり」32.一部自己負担は「なし」8、「あり」39となっている。なお、群馬県は所得制限も一部負担もなく、もっとも手厚い援助を行っている。
資料では、1,742市町村における子どもの医療費援助実施状況も掲載されており、都道府県の補助基準より拡大して援助を行う市区町村が多くみられた。
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