学校選択制導入、中学校で7割近く…東京都教育庁が発表
東京都教育庁は3月21日、東京都公立学校数、学校選択制の実施状況を発表した。学校選択制は19区部、そして11市部で行われることとなり、25年度からは学校選択制を小学校総数の58%、中学校総数の69%導入することとなる。
教育・受験
学校・塾・予備校
advertisement

東京都立学校数は平成25年度4月1日予定で、小学校3校、中学校(区市町村立)1校、特別支援学校1校を新たに設置。幼稚園1園、小学校8校、中学校(区市町村立)2校、高等学校で1校が廃止される。
幼稚園では、就園を希望する幼児数の減少等により1園が廃止され189園に。小・中学校では、区市町村ごとの適正規模・適正配置計画に基づき設置・廃止が行われ、小学校1,299校・中学校( 区市町村立)618校と分校1校・中等教育学校( 区市町村立)1校となる。
また、都立学校では、都立高校改革推進計画に基づき、高等学校の廃止を行い、中学校(都立学校)5校・高等学校188校・中等教育学校(都立学校)5校に。そして、東京都特別支援教育推進計画に基づき、特別支援学校の設置を行い、特別支援学校は56校となる予定だ。
学校選択制とは「区市町村教育委員会は、就学校を指定する場合に、就学すべき学校について、予め保護者の意見を聴取することができる。(学校教育法施行規則第32条第1項)」をもって、保護者の意見を踏まえ、区市町村教育委員会が就学校を指定することをいう。さらにその制度は、自由選択制・ブロック選択制・隣接区域選択制・特認校制・特定地域選択制の5つに分かれ、それぞれが特色を持っており、25年度からは中学校で7割近くの学校が学校選択制を導入することとなる。
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement