中学生の5%が喫煙、0.2%が脱法ドラッグを経験
厚生労働省は3月28日、飲酒・喫煙・薬物乱用についての全国中学生意識・実態調査(2012年)を発表した。飲酒は40%、喫煙は5%、脱法ドラッグは0.2%が1度でも経験があると回答したことが明らかになった。
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同調査は、2012年10月、全国235校の全生徒を対象に、自記式調査を実施。その結果、124校(国立1校、公立116校、私立7校)より54,486人の有効回答を得た。
飲酒経験について、男子は41.2%、女子は38.8%、全体では40%がこれまでに1回でも飲酒したことがあると回答した。機会別にみると、男女共に「冠婚葬祭時」「家族と食事など」での飲酒経験率が高かった。
喫煙経験について、男子は6.5%(1年生3.6%、2年生6.1%、3年生9.8%)、女子は3.5%(1年生2.0%、2年生3.3%、3年生5.2%)がこれまでに1回でも喫煙したことがあると回答した。全体で5.0%にのぼり、学年が進むにつれて増加する傾向が見られる。
脱法ドラッグを入手可能と回答したのは、男子で16.7%、女子で14.5%、全体で15.6%であった。脱法ドラッグを経験したことがあると回答したのは、男子で0.3%(1年生0.2%、2年生0.2%、3年生0.5%)、女子で0.2%(1年生0.1%、2年生0.1%、3年生0.3%)、全体で0.2%にのぼった。
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