富士通マーケ、教育機関向けデータ共有システム「clbox」提供
富士通マーケティング(FJM)は12日、複数のファイルサーバ上のデータを、既存システムを活用しながらWebブラウザ上で共有する「clbox(シーエルボックス)」を、大学などの教育機関向けに提供開始した。
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
「clbox」は、大学などの教育研究機関におけるデータの有効活用を目的とした、セキュリティ重視のデータ共有システム。学内における複数のファイルサーバ上の研究データや教材など、必要な情報にOSに依存することなくWebブラウザから簡単にアクセスできる。PCおよびスマートデバイスに対応しており、個人のホームディレクトリとしてデータを保存したり、課題配布・提出のように授業支援として利用することも可能。
Webブラウザからファイルサーバ上のデータのアップロード・ダウンロード、ファイル・フォルダ名の変更を直接行えるほか、複数ファイルを圧縮して、一括ダウンロードが可能。既存ファイルサーバ、Active Directoryと連携し、既存のWindowsドメイン認証を流用して認証処理を引き継ぐこともできる。複数のファイルサーバにデータが分散していても、クライアントからの接続窓口は「clbox」サイト1か所となり、必要な参照先をボタンで配置する。
FJMでは、教育支援や学生サービス・業務など教育研究系システムに注力しており、「ポートフォリオシステム」「授業支援システム」などにおいては、SNSやスマートデバイスなどの新しいコミュニケーションツールを活用するなど自社商品の強化に努めている。「clbox」の提供開始により、今後3年間で50本の導入を目指す。販売予定価格は150万円(税別)から。
FJM、教育機関向けデータ共有ソリューション「clbox」提供開始
《冨岡晶@RBB TODAY》
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