2013年の大卒就職率は93.9%、女子が男子を上回る…文科省・厚労省調査
文部科学省と厚生労働省は、2013年3月大学卒業者の就職状況を協同で調査し、4月1日現在の状況を取りまとめ、5月17日発表した。就職率は、大学(学部)が93.9%で、男子が93.2%、女子が94.7%となり、女子が男子を上回る結果となった。
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同調査は、国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校、短期大学20校、高等専門学校10校、専修学校(専門課程)20校の計112校の6,250人を対象に電話・面接等の方法により調査を実施。
就職率は、大学(学部)が93.9%(昨年同期比0.3ポイント増)、短期大学が94.7%(同5.2ポイント増)、全体(大学・短期大学・高等専門学校)では94.3%(同0.7ポイント増)、また専修学校(専門課程)を含めると94.3%(同0.8ポイント増)となった。
就職率を男女別にみると、男子大学生が93.2%(昨年同期比1.3ポイント減)、女子が94.7%(同2.1ポイント増)。また、国公立大学では、男子が94.5%、女子が96.0%、私立大学では、男子が92.8%、女子が94.2%であった。
文系・理系別にみると、文系が93.4%(昨年同期比0.1ポイント増)、理系が96.2%(同1.6ポイント増)。
地域別にみると、もっとも高いのが関東地区の95.8%(昨年同期比0.7ポイント増)、もっとも低いのが九州地区の90.6%(同2.6ポイント減)となった。
文部科学省と厚生労働省、経済産業省では、3省連携して、未内定の就活生への集中支援策を実施し、1月から3月末までで約4万1,000人(うち大学生約1万7,000人)が内定を獲得するなどの成果が出ているという。引き続き、6月末までを集中支援期間とし、卒業後も就職が決まるまで継続して支援がなされるよう努めていくとしている。
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