大学サイトの約9割が就業者数を公開
モーニングスターが6月14日に発表した「大学ウェブサイトにおける教育情報公開状況レビュー」によると、教員数や学生数、就業者数などの基本データは、約9割のサイトに掲載されていることが明らかになった。
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
同調査は、全国約780大学のうち、学生総数が一定水準以上の大学で、かつ「医学・歯学・薬学系」「保健・医療系」「美術・音楽・体育系」以外の457校が対象。調査期間は、2013年5月下旬~6月上旬。
サイト内検索機能を実装したサイトは91%にのぼる。また、教育情報公開ページへの導線をわかりやすく配置しているサイトは64%、教育情報公開に関する情報を集約したページを設けているサイトは87%にのぼる。このことから、ほとんどの大学サイトで教育研究活動の情報公開への対応が進んでいることがわかる。
情報の探しやすさへの配慮も行われているサイトやビジュアルなどを活用して視覚的にもわかりやすいサイト、基本データを活用しながら大学の特色を訴求するサイトなど、工夫しているサイトが多くみられる。一方、義務的にPDFのリンクを並べるだけのサイト、リンク先がHTMLなのかPDFなのかわからないサイトなど、利用者の視点が完全に欠落したものもあるという。
各種教育情報の掲載状況について、教員数(91%)、学生数(94%)、就業者数(88%)、就職先(83%)といった基本的なデータは、ほぼすべての大学サイトに掲載されている。受験生の大学選びにも活用できるようになっているようだ。
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