2012年度のお稽古・習い事市場規模は1兆9,891億円…前年比0.9%増
2012年度のお稽古・習い事市場規模は、受講料ベースで前年度比0.9%増の1兆9,891億円にのぼることが、矢野経済研究所が7月19日に発表した「お稽古・習い事市場に関する調査結果2013」より明らかになった。
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同調査は、習い事サービス提供事業者を対象に、同社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査を実施。調査期間は2013年4月~6月。ここでいうお稽古・習い事とは、先生が一般消費者(大人・子ども・幼児いずれも含む)に教えるもので、民間事業者が運営する教室・スクール、通信教育やインターネットを介したeラーニングなどを指す。ただし、資格取得やプロフェッショナル養成を目的とする専門学校は含まない。
同研究所では、2012年度のお稽古・習い事市場規模を、受講料ベースで前年度比0.9%増の1兆9,891億円と推計。カテゴリ別にみると、スポーツ教室が6,300億円(構成比31.7%)、日本文化教室が3,404億円(17.1%)、外国語教室が2,965億円(14.9%)、アート教室が2,580億円(13.0%)、ダンス教室が2,310億円(11.6%)、音楽教室が1,104億円(5.6%)、料理教室が580億円(2.9%)、美容・健康が371億円(1.9%)、パソコン教室が170億円(0.9%)、多国語教室が107億円(0.5%)となった。
また、首都圏や近畿圏、その他政令指定都市在住の20歳代~60歳代の男女で、現在お稽古・習い事を実施している人1,176人のうち、情報端末を日常利用している756人に、「情報端末を利用した習い事をやってみたいか」尋ねたところ、「既にやっている」8.9%と、「とてもやってみたいと思う」18.3%、「どちらかと言えばやってみたい」30.0%の合計57.2%が、情報端末を使った習い事に肯定的なことがわかった。
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