東京都が5年後の公立児童・生徒数の推計速報値、小学生4.1%増・中学生3.1%減
東京都教育庁は9月12日、2014年度から2018年度における都内公立小中学校の児童・生徒数の推計速報値を発表した。2013年度に比べ、2018年度は公立小学校児童数が4.1%増えて578,321人、公立中学校生徒数は3.1%減って228,954人になると見込まれている。
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教育行政上の諸施策を企画立案するために必要な基礎数値を得ることを目的に1956年度から実施している。就学予定者数については「住民基本台帳」、児童生徒数は「学校基本調査速報」の人数を基本に将来の増減を推計。各年度5月1日現在、期間は2014年度から2018年度までの5年間となっている。
推計によると、2010年度から減少傾向が続いていた公立小学校児童数は、2014年度4年ぶりに増加に転じ、2018年度まで微増を続ける。2013年度の実数555,445人と比較すると、2018年度は22,876人(4.1%)増の578,321人となる見通し。
一方、2005年度から微増と横ばい状態にあった公立中学校生徒数は、2014年度からわずかずつ減少を続ける。2013年度の実数236,242人と比較すると、2018年度は7,288人(3.1%)減の228,954人となる見込み。
公立小学校の1年生数は、2013年度以降2017年度まで増加傾向をたどった後、2018年度には減少に転じる。2013年度の実数93,705人に比べ、2017年度は3,551人(3.8%)増の97,256人となる見込みである。
公立中学校の3年生数は、2015年度まで増加傾向を続け、2016年度から減少に転じる。2013年度の実数79,140人に比べ、2015年度は458人(0.6%)増の79,598人になると見込まれている。
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