アップルが子ども向けアプリをカテゴリー化、年齢別に対象アプリを紹介
アップルは、iPhone・iPad向けのiOS7リリースに伴い、子ども向けのアプリ特集を新たに作成、保護者や教員が子どもの年齢に合わせたアプリを探すことができるよう設定されている。
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今回iPhone・iPad向けのアプリサイト「App Store」に新たに追加されたのは、子ども向けのアプリ特集。これまでは「ゲーム」「教育」「写真」などといったカテゴリーに振り分けられていた子ども向けアプリが整理され、1つのカテゴリーとして検索可能になった。
子ども向けアプリは、「5歳以下向け」「6歳から8歳向け」「9歳から11歳向け」に分けられており、子どもの年齢に合わせたアプリ選びが容易になった。5歳以下向けのアプリは、ひらがなとカタカナの書き順を覚えることができる「かなもじ」や、子どもの身近な環境の探求ができる「Bugs and Bubbles」など、ゲーム要素の強いアプリが豊富。
6歳から8歳向けのアプリでは、ゲーム内のキャラクターとともに学べる暗算ゲーム「あんざんマン for Kids」、時計の読み方が学べる「チクタクタイム」などといった学習関連のアプリが多い。車、ロケット、掃除機などの部品を組み立てる「How It Works」では、楽しみながら機械の内部を知り、工学への興味を持たせることができるようだ。
9歳から11歳向けのアプリはより学習要素の高いものが目立つ。「Monster Physics」という物理学の基礎が学べるアプリや、「Quick Maths」という算数の問題アプリなど、ゲーム的な要素は含まれているものの、目的がはっきりした内容のアプリが多いようだ。
英語のみで提供されているアプリも多いが、内容がシンプルなため、子どもが楽しむ上で支障となることはないだろう。
《湯浅大資》
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