東京都調査、公立小から私立中への進学率は16.3%…千代田区は39%
東京都教育委員会は10月31日、平成24年度の公立学校卒業者を対象とした進路状況を公表した。私立中学校への進学者は1万5,502人(16.3%)で、前年度より0.2ポイント減少。地区別にみると、もっとも多いのは「千代田区」39.0%だった。
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同報告書は、平成25年5月1日現在の状況について実施した公立学校統計調査のうち、平成24年度公立学校卒業者を対象に進路状況をまとめたもの。
平成25年3月の都内の公立小学校卒業者は、前年度より362人多い9万5,149人。このうち、都内の公立中学校への進学者は7万7,586人(81.5%)、私立中学校への進学者は1万5,502人(16.3%)、国立中学校への進学者は377人(0.4%)となった。また、都外の中学校への進学者は1,540人(1.6%)であった。
過去5年間の進学状況をみると、私立中学への進学率は前年度と比べ0.2ポイント減少し、平成19年度より減少傾向にある。
地区別の私立中学への進学率をみると、23区は「千代田区」39.0%がもっとも多く、次いで「文京区」38.3%、「中央区」36.1%、「渋谷区」35.6%、「港区」34.6%の順に多かった。
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