大卒就職内定率、3年連続上昇の64.3%…就職希望率77.9%は調査開始以来最高
厚生労働省と文部科学省は11月15日、平成25年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査の結果を公表した。来春卒業予定の大学生の内定率は10月1日現在64.3%で、3年連続の上昇となった。
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大学生の就職内定率は、過去最低だった平成23年度卒業予定者の57.6%から、毎年上昇を続けており、前年同期比1.2ポイント増の64.3%だった。男女別では、男子が64.5%(前年同期比1.5ポイント増)、女子は64.0%(前年同期比0.8ポイント増)だった。
文理別では、文系が63.0%(前年同期比0.6ポイント増)に対し、理系は70.3%(前年同期比3.5ポイント増)と高かった。特に私立では、私立理系の71.8%(前年同期比5.2ポイント増)と私立文系の61.8%(前年同期比1.0ポイント増)では、10%の開きが出た。
卒業予定者のうち就職希望者の割合を示す就職希望率は77.9%(前年同期比1.9ポイント増)。平成8年の調査開始以来、もっとも高かった。
大学以外の就職内定率では、短期大学(女子学生のみ)23.6%(前年同期比3.8ポイント減)、高等専門学校(男子学生のみ)95.7%(前年同期比0.5ポイント減)、専修学校(専門課程)43.4%(前年同期比0.8ポイント増)となっている。
大卒予定者の就職内定状況は、両省が共同で年4回調査し、取りまとめている。調査対象は、全国の大学、短大、高専、専修学校の中から抽出した112校6,250人。
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