今後10年で20の大学発新産業創設へ…文科省の国立大学改革プラン
文部科学省は11月、今後の国立大学改革の方針や方策、実施方針をまとめた「国立大学改革プラン」を策定した。「今後10年で世界大学ランキングトップ100に10校ランクイン」「今後10年で20の大学発新産業創設」などを掲げている。
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
国立大学の活性化のため、平成16年度に国立大学の法人化がスタートした。平成22年度からは、法人化の長所を生かした改革を本格化させている。平成25年6月からは、グローバル化など国立大学を取り巻く環境の変化に対応した改革加速期間と位置づけ、各国立大学のミッションの再定義がなされた。
ミッションの再定義は、各国立大学と文部科学省が意見交換を行い、各大学の強み・特色・社会的役割(ミッション)を整理したもの。今後、各大学の強みや特色を伸ばし、その社会的役割を一層果たしていくため、国立大学の機能強化を図っていくという。文部科学省のホームページには、医学・工学・教員養成の3つの分野に分けて、各国立大学のミッションの再定義結果が掲載されている。
平成28年度からは、高い付加価値を生み出す国立大学を目指す。そのため、今後10年で世界大学ランキングトップ100に10校ランクインすることや、今後10年で20の大学発新産業創設などを当面の目標として掲げている。
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