【インフルエンザ2014】沖縄や大阪、熊本など13か所で警報レベル超え
厚生労働省は1月24日、第3週(2013年1月13日から19日まで)のインフルエンザの発生状況を発表した。患者報告数は5万8,233件、定点当たり患者報告数は11.78となり、前週の報告数(5.51)よりも大きく増加した。
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
都道府県別の定点あたりの報告数は、沖縄県(36.74)がもっとも多く、その後は、宮崎県(19.58)、岐阜県(19.13)、大分県(17.57)、福岡県(16.31)、熊本県(16.03)、佐賀県(15.00)、滋賀県(14.66)、大阪府(14.23)、愛知県(14.18)と続く。第3週も全47都道府県で増加がみられた。
全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは13か所で、内訳は沖縄県(4)、大阪府(2)、熊本県(2)、岐阜県(1)、静岡県(1)、愛知県(1)、福岡県(1)、宮崎県(1)。注意報レベルを超えている保健所地域は272か所(44都道府県)。いずれも前週より増加した。
また、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県でも、第3週に注意報レベルに達した。都内では、幼稚園で3件、小学校で47件、中学校で8件、高等学校で1件の学級閉鎖などの臨時休業が報告され、今シーズン累計で110件となった。都の定点あたり患者報告数は、2011-2012年シーズンは第5週、2012-2013年シーズンは第4週にピークを迎えている。今後もインフルエンザの予防、拡大防止のため、注意が必要だ。
《黄金崎綾乃》
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