【高校受験2014】千葉県公立後期<英語>講評…整序英作文はやや難化
千葉県公立高等学校「後期選抜」が2月28日に実施された。SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「英語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。
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◆<英語>講評(SAPIX中学部 提供)
大問1はリスニング、大問2は語形変化と整序英作文、大問3は条件英作文で、大問4、5、6は読解問題の合計6題の構成です。前期選抜と比較し、制限時間が10分短くなる分、リスニング問題数の減少や語彙の問題が出題されないなどの変化はありますが、読解問題では前期選抜とほぼ同じ出題形式に対して解答する力が求められています。
(1)リスニング
例年通りの出題形式で、英文の内容にあてはまる絵を選ぶ問題が2問、文章や対話の内容についての質問に答える問題が3問出題されています。
(2)語形変化、整序英作文
単語の語形変化や整序英作文などの問題を解き、短い対話文を完成させる問題です。整序英作文の問題は例年に比べやや難しく、文構造や語彙に少し戸惑う受験生も多かったと予想されます。
(3)英作文
「新聞を読むべきである」という意見に対して賛成または反対の立場を決めて自分自身の考えを15語程度の英文で書く問題です。単語のつづりミスや文法ミスに注意して簡潔にまとめる力が求められています。
(4)短文の読解
異なる2つの短い文章、図表からなる読解問題です。文脈や文章の流れを正しく把握する力、英問英答問題に対し正確に対応する力が求められています。
(5)対話文の読解
「国際的な考え方を持つ人はどんな人か」をテーマにした対話文形式の文章が出題されました。テーマが明確にされているので、例年よりも読みやすく、解きやすかったはずです。
(6)対話文の読解
2人の対話の中にある空所に入る発言を、それぞれ与えられている4つの選択肢から選ぶ問題です。「聞き間違い」がテーマで、流れを正しく把握できれば確実に正解できる問題です。
このレポートは2014年3月2日に速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。問題と正答については、現在、東京新聞「2014年首都圏公立高校入試」サイトにて閲覧することができる。
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