マイクロソフト、年次フォーラムで学生の個人情報重視を再確認
3月12日、スペイン・バルセロナで「年次Microsoft in Education Global Forum」が開幕。マイクロソフトは、学生のプライバシーの重要性を強調し、学生のデータが決して広告やマーケティング目的に利用されないよう支援するコミットメントを再確認した。
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マイクロソフトによる開会基調講演は、約100か国から参加した教育者、学校指導者、政府関係者を含む1,100人の聴衆の前で実施。マイクロソフトが学生の成功とキャリアおよび大学の対応を最優先にして、エンドツーエンドで最高のソリューションであることを強調した。
クラウドで利用可能な同社のコミュニケーションおよびコラボレーション用ツール「Microsoft Office 365 Education」は現在、1億1,000万の学生、教官、職員によって使われている。また、認定機関を通じて無料で提供される「Student Advantage」はOfficeの全製品スイートを含み、発売以来すでに400万を超える学生が利用している。
マイクロソフトで世界教育を担当するアンソニー・サルシト副社長は「教育者はプライバシーの侵害になるのではないかという恐れから、学生に最新のテクノロジーを作り出し、今日の職場で成功する備えをしてもらうことをひるんでいる。同時に、教室で使われている多くのソリューションは、気づかないうちに学生のデータを危険にさらしている。マイクロソフトは学生の情報が世界のどこでも安全であるよう保証するあらゆる対策を講じることにコミットしている。われわれはどのような環境下にあっても、学生個人のデータを不正に利用することはない」と語った。
《水野こずえ》
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