東京都内の学校選択制、中学は16区6市で自由選択制を実施
東京都教育庁は3月27日、平成26年度の東京都公立学校数と学校選択制の実施状況、コミュニティ・スクールの設置状況を発表した。学校選択制は、小学校が5区1市、中学校が16区6市で自由選択制を実施する。
教育・受験
学校・塾・予備校
advertisement

平成26年4月1日の予定学校数は、幼稚園で就園を希望する幼児数の減少により8園が廃止され、計181園。小中学校は、区市町村ごとの適正規模・適正配置計画に基づき、設置・廃止が行われる。小学校は6校廃止と3校設置で計1,296校。中学校は2校廃止と1校設置で計617校と1分校。中等教育学校は1校、特別支援学校は5校。都立学校は、中学校が5校、高校が188校、中等教育学校が5校、特別支援学校が2校廃止と2校設置で計56校となる。
学校選択制は、小学校が墨田区と江東区(原則徒歩30分以内の範囲)、渋谷区、足立区、江戸川区(原則1.2キロメートル圏内)の5つの区と西東京市で自由選択制を実施する。中学校が千代田区や中央区、港区、新宿区など16の区と八王子市や調布市など6つの市で自由選択制を実施する。このほか、目黒区や杉並区、豊島区などでは隣接区域選択制を実施する。
コミュニティ・スクールは、世田谷区でもっとも多く93校、次いで八王子市が44校、杉並区が26校、三鷹市が22校で、都内に計236校設置される。なお、コミュニティ・スクールとは、地域住民や保護者等で構成する学校運営協議会が置かれる学校を指す。
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement