日本科学未来館、世界の謎に挑むためのツール「数理モデル」を体験
日本科学未来館のメディアラボでは、第13期展示「1たす1が2じゃない世界-数理モデルのすすめ」を9月1日まで公開している。7人の研究者と一緒に問題を解決していく。
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常設展示「メディアラボ」では、先端情報技術による表現の可能性を、定期的な展示更新を行いながら紹介している。第13期となる今回は、「数理モデル」を駆使して世界のさまざまな問題解決に挑む、最先端研究開発支援プログラム「複雑系数理モデル学の基礎理論構築とその分野横断的科学技術応用」(FIRST合原最先端数理モデルプロジェクト)の研究を紹介する。
「数理モデル」とは、スクランブル交差点での人の流れや株価の複雑な動きなど、世の中で起こっているさまざまな現象を数学的に表したもの。会場では、脳の仕組みや感染症拡大の防止など7つの研究事例を「ミッション」として紹介。司令塔であるふくろうの「モデロウ」からのヒントをもとに、7人の研究者と一緒に、ボタン操作やパズルでシミュレーションしながら、問題を解決していく。
研究者たちが、これらの問題や現象をどのように「数理モデル」化して、解決に挑んでいるのか展示を通じて体験。世界の謎に挑むためのツール「数理モデル」と、そこから得られる新しい世界観を知ることができる。
◆1たす1が2じゃない世界-数理モデルのすすめ
公開時期:2月19日(水)~9月1日(月)
会場:日本科学未来館・3F(東京都江東区)
開館時間:10:00~17:00
休館日:火曜日
※4/29、5/6、7/22、7/29、8/5、8/12、8/19、8/26は開館
入館料:大人620円、18歳以下210円
《水野こずえ》
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