デジタル・ナレッジ、反転授業スタートアッププログラムを提供
デジタル・ナレッジは、導入にともなう学校側の負担を軽減する「反転授業スタートアッププログラム」の提供を4月8日に開始した。日本でも反転授業に対する期待が高まりつつある。
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アメリカでは反転授業による成績向上の例も報告されており、日本でも反転授業に対する期待が高まりつつある。しかし、教材作成などの事前準備への不安から反転授業の実施経験者はごく少数だという。同社ではこうした状況下において、学校を対象に反転授業をスムーズに導入できるスタートアッププログラムを新設した。
スタートアッププログラムは教材開発機能を搭載したeラーニングシステム「ナレッジデリ」と、学生参加型の授業を実現する無料クリッカーサービス「Clica」を組み合わせたもの。さらに専門スタッフによるコース教材制作や導入サポートなどのサービスも提供する。
反転授業の実現には、事前学習教材が必要不可欠。より効果的な事前学習のためには、ビデオ形式やスライド+音声形式によるコンテンツが一般的だという。同プログラムでは、効果的な事前学習教材を制作または開発支援し、教材作成・配信における現場の負担を軽減する。
また対面授業では、受講者の理解度や反応、発言(文字)を目で見える形でリアルタイムに共有できるクリッカーサービス「Clica」により、参加型授業、双方向授業の実現をサポートする。くわえて、受講者への受講督促や保護者への連絡といった運用機能も充実。希望者は、実際の授業を同社のITを活用した教育研究ビル「eラーニング・ラボ 秋葉原」にて開催でき、授業のようすはネット配信できるという。
さらに、授業後のアンケートや追加課題の配信など、アフターフォローを行う機能も用意。受講者同士の課題の相互評価など、一歩踏み込んだコミュニケーションを実現するとしている。
価格は、50名で1年利用、初期コース教材4時間分収録の場合で72万3,600円など。
《水野こずえ》
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