法科大学院、香川大も募集停止へ…今年に入って8校目
香川大学は5月20日、平成27年度以降の法科大学院の学生募集を停止すると発表した。平成26年に入ってから学生募集停止を公表した法科大学院は8校目。在学生修了後には、四国唯一の法科大学院が姿を消すことになる。
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同大法科大学院は平成16年4月、香川大学と愛媛大学との連合法科大学院として設置。四国地域に根差した四国ロースクールとして、現在までに150人以上の修了生を出し、このうち28人が法曹界で活動している。
入学者の減少に伴い、入学定員見直し、教育内容改善などにも着手。平成25年には5人の司法試験合格者を出し、合格率が大幅に改善したものの、入学者増には直接結びつかず、学生募集停止を決断したという。
法科大学院をめぐっては、司法試験合格率の低迷、志願者減、司法試験予備試験への学生流出などを背景に厳しさを増しており、募集停止に踏み切る法科大学院が後を絶たない状況となっている。香川大のほか、平成26年に入ってから東海、信州、新潟、関東学院、龍谷、久留米、鹿児島の7大学が法科大学院の募集停止を表明している。
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