日本ユニシスとCHS子育て文化研究所、保育マネジメントサービスで協業

 日本ユニシスとCHS子育て文化研究所は、保育の質の向上や効率化に向け、社会全体で保育を行うプラットフォームづくりを目指した「保育マネジメントサービス」の共同検討を開始する。

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「社会が一体となり保育を行うプラットフォームづくり」のイメージ
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 日本ユニシスとCHS子育て文化研究所は、保育の質の向上や効率化に向け、社会全体で保育を行うプラットフォームづくりを目指した「保育マネジメントサービス」の共同検討を開始する。

 少子化・核家族化が叫ばれるなか、共働き家庭の増加により、子育て支援を求める人々が後を絶たない。政府の方針からもみられるように「子ども・子育て関連3法」「5年で40万人児童受入方針」「株式会社の参入促進」など、保育の役割が急速に変化し、拡大を続けている。

 保育マネジメントサービスは、保育業務を管理するサービスをクラウドサービスとして提供することで、保育の質の向上や事務作業の効率化を目指すことができ、例えば園児の成長・健康・日誌などの管理、出欠管理、請求管理、保育指導計画、保護者に向けてや園内での情報共有など、さまざまなサービスを展開することができる保育のICT化を推進する。

 日本ユニシスは、保育事業の環境に求められる「保育の質」「保育士の教育」「知識の共有・継承」「保育施設の業務運営効率化」「保護者との連携」などの多くの課題に真摯に向き合うため、ICTサービス構築によって保育の質を高めつつ業務運営を効率化し、「子育てに優しい社会の実現に貢献したい」としている。

 今後は多くの公私立保育所をはじめとした子育て関連施設、研究室、省庁・自治体にも働き掛けながら協議の輪を広げ、広い意味で子育て支援に繋がるサービス提供に向け検討を進めるという。

《田邊良恵》

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