内田洋行「未来の理科室」展開…ICTを活用した理科実験
内田洋行は、小中学生がわくわくして理科実験を行える理科教材の開発と、ICT活用の推進をもとに、体験・体感できる「未来の理科室」を展開。微生物観察用のスライドグラスとモニター付き生物顕微鏡を7月21日より販売開始する。
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
子どもたちの「理科離れ」を背景に、平成25年度の学習指導要領より小中学校理科の授業時間が大幅に増加している。特に、子どもたちが実感を持って興味関心を引き出す理科実験機材の開発への期待が高まっていることから、同社は「水たまグラス」とモニター付き生物顕微鏡「D-EL3」「D-EL4」を開発した。
「水たまグラス」は、筑波大学附属中学校の理科研究会指導のもと開発した微生物観察用のスライドグラス。実際に水の中を活き活きと泳ぐ微生物の姿を観察できる。平成24年より販売している実体顕微鏡用の微生物専用小型プール「微生物観察 ミジンコプール」などの実験機器と合わせて観察できる。
モニター付き生物顕微鏡「D-EL3」「D-EL4」は、観察している画像をグループで共有できる。静止画や動画の撮影もワンタッチで行える。平成27年春には、Wi-Fi通信機能の搭載を予定している。
また、このような顕微鏡観察にICTを活用すれば、観察画像をタブレット端末や電子黒板に投影できる。
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