文科省、幼児期の運動促進実践報告…28事例を紹介
文部科学省は6月9日、平成25年度幼児期の運動促進に関する普及啓発事業の成果を全国各地での取組みの参考にしてもらうため、実践事例報告を公表した。28の幼稚園や保育園、児童センターの事例を紹介している。
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
実践事例では、「発達の特性に応じた遊びの例」「多様な動きを経験できる遊びの工夫例」「地域や幼稚園等の実情を踏まえた特色ある遊びの例」「体を動かす機会の確保」について、各園の実践例を掲載。
兵庫県川西市立幼稚園では、発達の特性に応じた遊びを開発する「発達発育調査」として、骨密度・接地足蹠面・身体活動量・体力測定の4種で発育発達調査を実施。運動能力上位群、中位群、下位群の傾向を探り、特に運動能力下位群の子どもたちの体力の向上と運動活動量の確保を目指している。また、川西市立全幼稚園(9園)では、多様な動きを経験できる遊びの工夫実践例に縄を使った遊びを報告している。
岐阜県多治見市立公立幼稚園・保育園では、健康・運動に関する情報を保護者へ発信するほか、親子で参加する親子遊びを紹介した。また、一部の園において、親子で活動量を測定し、家での運動機会を確保する意識を高める取組みを行っている。
実践事例報告集は、文部科学省のホームページに掲載されている。
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