英語オンリーのアフタースクール、表現力・創造性・論理思考を育成
東京インターナショナルスクール センター南アフタースクールは、グローバル人材をそだてるため、国際バカロレアの教育理念を受け継いだ独特なカリキュラムを提供するアフタースクール。子どもたちがどのように過ごしているのか、概要をレポートする。
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同校のもうひとつの特徴は、すべてのアクティビティ、休憩時間、食事時間、預かりタイムが英語で行われる。グローバルスキルや英語力を指導する教師やスタッフも、英語で子どもたちと接する。
学童のように子どもを預かってもらえるだけでなく、英語力や表現力・創造性・論理思考などのグローバルスキルも身に付くとあって、共稼ぎ世帯に人気が高いという。同スクールは、住友商事が運営本部となり、国際バカロレア認定校でもある東京インターナショナルスクールのグループ企業である日本国際教育センターがカリキュラム作成や運営を行っている。
2013年に中目黒と南麻布に直営校がオープン、2014年4月には横浜の港北ニュータウンにも「センター南アフタースクール」が開校した。センター南アフタースクールは、湘南ゼミナールが運営を担当。直営ではなくパートナーシップを選んだ理由は、都内の2校の反応がよく、スピード感をもって事業を展開するためだと住友商事 ライフスタイル・リテイル事業本部の河野純子氏は話す。
また、湘南ゼミナールは神奈川県内で大きく展開する受験塾であるだけでなく、イマージョン教育などにも力を入れている点で、河野氏と湘南ゼミナール取締役 高塚篤氏とが意気投合したことも大きい。地域に根差した塾展開で、港北ニュータウンの地域性を生かした運営にも期待できるという。
高塚氏によると、港北ニュータウンは、非常に計画された地域であり、住環境、公園・緑地などの自然、文教施設、商業施設などのバランスがよいという。エリアには外資系の研究施設もあり帰国子女も多く、エリアに集まる住民もグローバルな考え方をもつ傾向があるという。そのため、地域的に港北ニュータウンは、同校の理念やカリキュラムとも親和性が高いとする。
センター南アフタースクールの子どもたちは、実際にはどのように過ごしているのだろうか。同スクールをレポートする。
まず、児童は学校が終わるとアフタースクールにやってくる。自力で通う児童もいるそうだが、周辺の学校には送迎バスが走っている。カリキュラムに従ったアクティビティは16時から始まる。それまでの時間はスクール内でおやつなどをとりながら外国人教師と自由に遊び、学校の宿題が出ている場合は、この時間にこなすようにしているようだ。スタッフや教師との会話は英語で行われ、生徒同士の会話も基本はすべて英語でのコミュニケーションとなる。
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